let us only
- 作者: 二宮ひかる
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2000/03
- メディア: コミック
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昨日全巻まとめ買いしたのを只今読了。ぐあああああ、やっぱ二宮せんせいにはやられる。はやく単行本はコンプせにゃ。あとは『犬姫様』と『楽園』か。
『シュガーはお年頃』からせんせいの漫画を知ったクチであるので、リアルタイムで読んでいたのはほぼ皆無という身ではあるのですが、後追いながらやっぱせんせいの漫画は好き。
持っていなかった作品を手に入れて読む度、毎回「ぐあああああ」ってなるのね。今朝までは「色々読んでみたけど『ナイーヴ』が一番かなぁ…」とか思ってたのに今は「ハネサラ!そういうのもあるのか、ぐぬぬ…やられた」なんてやってるんだから。いずれがっつり感想書きたいなぁ誰かに勧めたいなぁ…。
以下二宮作品を読むたびに思うことをうだうだ。
セックスが特別なものとしてではなく、日常や生活の一部として描かれているところが毎度味わい深いなぁとか思う。二宮作品に触れたおかげかせいかは分からんけど、漫画の中におけるセックスの描かれ方ということについては意識が高くなったような気が。もちろんいやらしかったりするものでもあるんだけど、でもそれだけでなくて、性の持つ生々しさや儚さみたいなものをきちんと丁寧に描ける漫画家ってそんなにいないんじゃないかな。単に私が物知らずなだけかも知らんが。それにせんせいは儚い部分だけじゃなくてちゃんとぬくい部分も書いてくれてるのよね。そこがたまらんのよ。
あとは登場する女性陣はもちろん男性陣もかなり好きです。田崎さんもいいけど『最低!!』の武内くんも個人的には好き。なんか憎めない助平男って最近いないよね。
またいずれがっつり書きます。